『憲法を観る』の普及事務局を担当する法学館憲法研究所事務局が、中学・高校で学ぶ憲法に関わる重要用語の基本的な考え方を解説していきます。
また、その用語に関連するインタネット上の有益なページも紹介していきます。中学・高校の教員の皆さんと共に憲法の考え方を広げていきたいと思います。
 
 
第24回 「日米安全保障条約と日本国憲法」
2011年1月3日

 第二次世界大戦後、アメリカなどの連合国軍の占領下におかれていた日本が1952年に独立を回復した際、日米安全保障条約=日米安保条約が結ばれました。これによって日本国内に多くのアメリカ軍基地を置かれることになり、日本の領域内で日米への武力攻撃があった場合、日米が共同に対処することになりました。
 その後日本の自衛隊のアメリカ軍との共同の行動が広がり、こんにち自衛隊は日本の領域外でも活動しています。自衛隊はイラクなどにも派遣されるに至り、自衛隊のイラクでの空輸活動は憲法に違反するとの判決も出されました。憲法の規定と平和主義の精神、そして憲法は国家権力を縛るものであるという立憲主義の考え方をふまえ、日米安保と憲法の関係を考える必要があります。

 

 
【「日米安全保障条約と日本国憲法」を理解するために有益なページ】
「攻められたらどうするの?」(伊藤真)  「普天間移設問題」(浦部法穂)
「憲法9条をめぐる攻防とこれからの課題(1)」(内藤功)   

 
 
 

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