在日韓人歴史資料館からの下記情報をご案内します。
朝鮮半島などを侵略した過去の反省の上に日本国憲法は制定されましたが、その趣旨を考える機会になると思われます。
(法学館憲法研究所事務局)
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日時:2011年6月11日(土)10:15〜17:30
場所:韓国文化院 ハンマダンホール
東京都新宿区四谷4-4-10
東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」1番出口 徒歩3分
*申込不要・入場無料
主催:東北亜歴史財団(韓国) 在日韓人歴史資料館
後援:駐日韓国大使館韓国文化院 韓国映像資料院
昨年6月に開催された「第二回歴史映像シンポジウム」に続く三回目のシンポジウム。
韓日の一般市民と歴史研究者及び映画関係者が集まり、映画を通して両国の過去と現在、未来を語り合います。
◎オープニングあいさつ 10:15〜10:35
鄭在貞(チョン・ジェジョン、東北亜歴史財団理事長)
姜徳相(カン・トクサン、在日韓人歴史資料館館長)
◎映画上映
「族譜」(チョッポ) 10:40〜12:30
1978年 韓国・貨泉公社製作
原作:梶山秀之
監督:林権澤(イム・クォンテク)
主演:朱善泰 韓恵淑 河明中
「族譜」は両班(ヤンバン)の家系で代々受け継がれる家宝のようなもの。「内鮮一体」の下、創氏改名を強要される両班の薛鎮英は「700年続いた薛氏系譜を終わらせることはできない」とかたくなに抵抗する。しかし、朝鮮総督府の巨大な力の前でむなしくやり切れない結末を迎える。
「望楼の決死隊」 13:30〜15:05
1943年 東宝映画製作
監督:今井正
主演:高田稔 原節子 金信哉
1935年頃、朝鮮と満州の国境を流れる鴨緑江沿の国境警備隊駐在所。駐在所の補強工事には朝鮮人が協力し、「国語常用」という貼紙がある小学校では朝鮮の子どもたちが日本語を学ぶ。満州の「匪賊」たちが攻めてくると、日本人巡査と朝鮮巡査たちは力を合わせ決しの覚悟で町を守る。
◎シンポジウム 『映画で語る同化政策と創氏改名』 15:30〜17:30
・水野直樹(京都大学教授)「映画『族譜』と創氏改名の真実」
・金鍾元(キム・ジョンウォン、映画評論家)「日本の植民地支配と挫折の視線」
・佐藤千広(映画評論家)「植民地時代のヒューマニズム」
・南相九(ナム・サング、東北亜歴史財団研究員)「プロパガンダ映画に描かれた朝鮮民衆と「流言飛語」の中の朝鮮民衆」
司会−羅基台(ラ・キテ、在日韓人歴史資料館研究員)
お問合せ 在日韓人歴史資料館 TEL 03−3457−1088
韓国文化院 TEL 03−3357−5970
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