志布志冤罪事件で逮捕・起訴された中山信一・鹿児島県会議員とこの事件の弁護団で中心的な役割を果たした野平康弘弁護士に対するNPJ(News for the People in Japan)代表・梓澤和幸さん(弁護士)によるインタビューの動画です。
志布志冤罪事件は、2003年、鹿児島の中山信一県会議員と志布志という地域の住民たちが、県議会議員選挙の際に買収があったとして逮捕された事件です。この事件では、多くの人が100日を超えて勾留され、起訴されました。裁判では最終的に全員が無罪になり、そもそも買収の事実はないことが認められたのですが、警察・検察の取調べで多くの住民が嘘の自白をさせられ、長期間勾留されたのです。
梓澤さんは、中山さんからこの事件で逮捕・起訴されたことへの怒りの気持ち、野平弁護士からこの事件の捜査の経緯と問題点などを引き出しています。中山さんが嘘の自白をさせられた経緯のお話しなどを聞くと、被告人はなぜ嘘の自白をしてしまうのかがよくわかります。
この動画ニュース「志布志冤罪事件の被害者と弁護人に聞く」(全編77分)は下記のURLの中に収載されています。
http://www.news-pj.net/npj/mv/index.html
* 法学館憲法研究所は映画「つくられる自白 −志布志の悲劇」の上映会を下記の通り開催しますので、ご案内します。
日時:2011年4月9日(土)11時〜、13時〜
会場:伊藤塾東京校(電話:03-3780-1717、東京・渋谷駅から徒歩3分)
参加費:無料
主催:法学館憲法研究所・伊藤塾
お問い合わせ先:法学館憲法研究所(電話:03-5489-2153、E-mail:info@jicl.jp)
詳しくはこちら。
|