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特集『原発と人権』

T.S

 原発集団訴訟は全国で約30にも及んでいますが、そのひとつで、控訴審が2018年10月1日に仙台高裁で始まりました。第一審で東電と国に約5億円の賠償を命じた判決に東電と国はその取り消しを求め、福島県内の住民ら原告は、一審判決が被害実態に即していないと、賠償対象住民の拡充を訴えています。
 本特集は、2018年7月28日29日に、福島大学で開催された『原発と人権」人間・コミュニティの回復と原発のない社会をめざして 第4回全国研究・市民交流集会 in ふくしま』の講演や報告を記録したものです。 
 いま事故原発がどうなっているか。避難解除区域とされても、帰還者が増えないことやそこでの生活の困難さ。故郷に帰るあてのない避難者、「「区域外避難者」など、 さまざまな状況に置かれた被害者の報告がありました。
 福島原発被害弁護団幹事長の米倉勉弁護士は七つの原発事故被害訴訟の到達点と問題点を報告し、元裁判官の井戸謙一弁護士の報告では事故後の判決、決定について、「事故後、差し止めを認める判断と認めえない判断が拮抗してきたが、次第に認めない判断が増えている」と分析したとあります。

内容は以下の通りです。
全体会報告、
◆記念講演:フクシマは何を問うているのか………高橋哲哉
◆報告:福島第一原発の現状………山川剛史
●被害者・被災地の声
◆原発推進暴走国策と東電の暴利追求に闘い抜く………早川篤雄
◆帰還困難区域のふるさと・津島に想う………佐々木 茂
◆福島県内に居住し続けた人々の被害について………伊東達也
◆営業努力がない、と賠償打ち切り「被害ある限り賠償」のウソ………斎藤朝興
◆裁判所からの御墨付き「区域外避難」………鴨下祐也
◆国連人権理事会での訴え 無用な被ばくを避けるための情報コントロール権の確立を………森松明希子
◆報告:福島原発災害7年を経て||その復興とは何か………鈴木 浩
◆報告:先行する7判決の評価と課題(損害論を中心に)………米倉 勉
◆報告:原発差止め訴訟判決の成果と課題………井戸謙一
◆報告:「福島事故から7年、私たちの訴え」について………松野信夫

●分科会報告
◆第1分科会:福島第一原発の後始末と脱原子力社会への転換………水藤周三
◆第2分科会:原発災害と政策転換………礒野弥生
◆第3分科会:原発事故賠償の課題と展望………大坂恵里
◆第4分科会:核兵器と原発………内藤雅義
◆第5分科会:原発政策の転換とメディア………林 勝彦

【書籍情報】日本民主法律家協会が発行する雑誌『法と民主主義』2018年8・9月号の特集。定価は1000円+税。

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