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書籍『欠陥「国民投票法」はなぜ危ないのか』

T・S


 2010年5月18日、国民投票法が施行されます。
 国民投票法を成立させた当時の安倍晋三首相が退陣し、その後たびたび首相が交代し、政権交代もあり、改憲の政治日程は後退しました。しかし、民主党も改憲案を掲げ、鳩山由紀夫首相自身も改憲派であり、改憲を掲げる新党ができています。護憲政党は、国会では少数であり、改憲への警戒を緩めることはできません。
 国民投票法には、自民・公明・民主の共同提案の18項目にものぼる付帯決議がつきました。それは、もっと時間をかけて検討すべき法律だったことを如実に示しています。日弁連は4月に施行の延期を求める会長声明を発表しています。
 本書は、国民投票法に関して参議院での公述人を務めた隅野隆徳・専修大学名誉教授の著作です。
 同法は欠陥法であるとし、その条文の内容が曖昧で不明確であることなど、多岐にわたる問題点を明らかにしています。また、広報活動や国民投票運動においては、国民の表現・言論の自由や政治活動の自由が制限される恐れがあり、民主主義の観点からも大きな問題があると指摘しています。
 本書は国民投票法だけでなく、改憲問題の歴史や自民党・民主党の改憲案についての問題点も指摘しています。
 国民投票法施行の今、時機にあった書です。

【書籍情報】 隅野隆徳著 アスキー・メディアワークス 2010年4月刊行 定価780円(本体743円)

 

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