法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

論文「人権を“クール”に活かすには何が必要か――憲法では足りない?」

H・O


 人権というと、多くの人は大事なことと思います。ただ、一方で、人権を守ろうという人たちが「人権派」とレッテル貼りされたりして、人権の実現がなかなか進まない状況があります。筆者の江島晶子・明大教授は、人権が守られる社会にしていくため、一人ひとりの人権意識を高めていくだけではなく、また個々の人権問題に目を向けるだけでなく、それに対処するプロセスを構築すべきことを力説します。具体的には、独自の国内人権機関の創設の必要性を提唱します。
 江島教授は人権を実現していくにあたっての司法や立法・行政の役割の重要性を指摘しながら、その限界を“クール”に分析します。そして、人権問題に特化した機関が創設され、それが国連などの人権システムとも連携することによって、人権の実現に大きな役割を果たす展望を述べます。昨年政権交代があり、国民の要求・運動によっては従来にはない政策が実現する可能性も生まれており、あらためて国民一人ひとりが学び考えるべき課題です。
 憲法に謳われた人権の実現をすすめる重要課題を提起する論文です。

 当研究所・浦部法穂顧問は講座「憲法の考え方」で、「人権というものの考え方」や「権力分立ということの考え方」などを講義し、このWEBサイトでオンライン配信しています。こちら。年の初めにあたり、あらためて学んでいきたいと思います。

【論文情報】雑誌「世界」2010年1月号(岩波書店)に収載。執筆者は江島晶子・明治大学法科大学院教授(憲法・国際人権法)。

*当研究所編『日本国憲法の多角的検証』に当研究所客員研究員・山内敏弘教授の、国際社会における「法の支配」の確立に関わる論文を収載していますので、ご案内します。
*当サイトに収載している「憲法文献データベース」では「人権をめぐる制度論」や「国際人権」というキーワードで文献検索できますので、ご案内します。


 

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