法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
 憲法をめぐる動向
 イベント情報
 憲法関連裁判情報
 シネマ・DE・憲法
 憲法関連書籍・論文
 ■今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍『二人の特攻隊員』

H・O

 今秋、元参議院議員で、平和憲法の意義を説き続けた田英夫さんが亡くなりました。田さんが戦争中に特攻隊に配属されていたことから、あらためて特攻というものへの関心が高まっています。
 特攻―――爆弾とともに敵艦に体当たりする攻撃方法で、アジア太平洋戦争中に日本軍が採用しました。なんと馬鹿げたことが行われたことだと多くの人々が悲しみ、嘆きます。
 一方、国を愛し、国のために命を捧げたとして、その姿を肯定・賛美する論調もあります。その背景には、人々が様々な社会不安を感じる中で、日本人としての誇りを取り戻したいという雰囲気の広がりがあり、それは昨今の憲法「改正」論にもつながっているようです。
 本書は、特攻というものがどういうものであったのか、それがどのような社会状況の中で行われることになったのかを丹念に調査し、分析しています。特攻を命じた日本軍の責任を明確にしつつ、社会全体がそれを「容認」するかのような状況になっていったことを指摘しています。それは一人ひとりの国民の社会への向き合い方を問うもので、今を生きる者にも向けられたメッセージでもあります。

【書籍情報】2009年3月、高知新聞企業から刊行。定価は2190円+税。著者は大西正祐さん。

*日本国憲法の平和主義に関わる書籍・論文は当サイトに搭載している「憲法文献データベース」で検索できますので、ご案内します。


 

[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]