法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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書籍「環境と平和」

T・S

 地球温暖化防止のためにCO2排出を減らそうと、個人レベルから企業、自治体、国、国際レベルまで、さまざまな論議と実行が広がっています。個人ではスーパーのレジ袋や割り箸を使わない、ごみを減らす、リサイクルに協力するなどいろいろ工夫もできますが、そんな地道な努力を桁違いの行為で無にしてしまうのが、戦争であり、軍事活動です。
戦争をするためには、その準備のために、日常的に訓練し、武器を動かし、いつでも、戦争ができる状態にしておく、さまざまな活動が必要です。その活動が環境破壊の大きな要因でもあることを本書は、わかりやすく述べています。
日本で考えれば、一人たりとも、殺していない自衛隊も(訓練での事故や自殺などは別ですが)、訓練や海外を含めた軍事活動では、環境破壊をおこなっています。
著者によれば、環境破壊と平和の問題は10年前にはその関係はあまり理解されなかったのが、最近は憲法9条を守る事と地球環境保全は相互に緊密な関係であることが理解されはじめてきたと言います。
ベトナム戦争、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、イラク戦争そして、核戦争が起きた場合の環境破壊についてもデータによって詳細に解説しています。
ここにきて、世界最大の軍事大国である米国のオバマ大統領が核廃絶と再生可能エネルギーの推進などグリーン政策を訴えていることは、国際レベルでの流れとして明るい話題のひとつといえるのではないでしょうか。
 著者の再生可能エネルギーの普及と省エネ型社会への提言は、希望とともに市民一人ひとりへの問題提起です。
なお、環境問題と憲法については、当研究所ホームページで検索していただければ、「中高生のための憲法教室 第37回 環境問題」、今週の一言「環境問題と憲法」、今週の一言 「地球をお金に換算すれば」 2006年9月25日、憲法関連論文・書籍情報 「戦争って環境に関係ないと思ってた」2006年6月19日など、多くの情報がりますので、あわせてご覧ください。憲法文献データベースでも「環境」と憲法に関わる文献を検索できますので、ご案内します。


【書籍情報】 和田武著 あけび書房 2009年6月刊行 定価(本体1500円+税)

 

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