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書籍『司法書士と憲法』

H・O

 読者の皆さんは司法書士という職種にどのようなイメージを持ちますか? 法律についての身近な相談相手と思っている人、弁護士ならわかるけれど司法書士のことはよくわからないという人、等々いろいろではないでしょうか。
 日本にはいろいろな分野にいろいろな資格と職種があります。こんにちの各資格と職種が形成されるには、それぞれの当事者の中での、あるいは隣接する職種との間での様々な議論の経緯があります。在野の法律関係職種としては弁護士の他に、司法書士や税理士、社会保険労務士等々がありますが、ここにも様々な議論の経緯があります。国民の権利を守っていく上で、資格や職種をできるだけ国民にわかりやすい制度にしていくことが必要でしょうが、それぞれの資格や職種の人たちの合意を得ながら進めることは容易いことではないでしょう。司法書士と弁護士の関係の整理も残されている重要課題です。
 本書は司法書士制度改革を憲法の視点で論じる書です。その方向性については当事者からも市民や弁護士のサイドからもいろいろな意見があると思われますが、司法書士には憲法の理念を実現する役割を果たして欲しいという著者の思いは一貫しており、それは多くの人々が共鳴するところでしょう。本書には実際に憲法の理念を実現する役割を果たしている司法書士とその仕事も具体的に紹介されています。
 司法書士には簡易裁判所での民事事件の代理権も認められるようになりました。この間多くの司法書士がクレサラ訴訟などで重要な役割を果たしてきましたが、こうした取り組みが発展し、市民の権利の擁護・確立が進むことが期待されます。

【書籍情報】2003年、民事法研究会から刊行。著者は森正・名古屋市立大学名誉教授(憲法学)。

 

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