法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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書籍『クローズアップ憲法』

H・O

 リアルな出来事や事件を「クローズアップ」として示しながら、その事実や背景との関係で日本国憲法の規定とその考え方を学べる内容となっている、憲法の入門書です。
 たとえば「人権総論−公と私」のところのクローズアップは「『家族』と『性』における暴力」、「精神的自由権−表現の自由」のところは「ビラ配布は犯罪?」、「生存権」のところは「『水際作戦』と『辞退届け』」、等々となっていて、学ぶ人たちに具体的な出来事や事件をイメージしてもらいながら、憲法の規定とその考え方を理解してもらうものとなっています。
 そして、各章の最後に参考文献を紹介していますが、そこでも具体的な出来事や事件に関わる書物が数多く紹介されています。
 当研究所双書『憲法の本』(浦部法穂著)も多くの大学で教科書として採用されていますが、この本も初学者向けの憲法教科書といえます。

 今回このページで教科書を紹介したのは、近くスタートする裁判員制度について、憲法の教科書にはどのように解説されているのかを調べる中で目にとまったからでした。この本の第16章「司法」の「もっと深く学びたい人へ」のテーマが「裁判員制度をめぐって」となっています。
 最近の憲法の教科書にも裁判員制度の記述はあまり多くありません。憲法学者の裁判員制度についての解説や発言は少ないように感じます。その背景には、刑事裁判というものがリアルに伝わっていない、そのような機会があまりに少ない、ということもあるのではないでしょうか。司法への国民の参加という新しい状況に対して、こんご憲法学者への期待も高まるものと思われます。
 当研究所が開催する元裁判官による連続講演会は裁判というものをリアルに理解する場になりますので、ご案内致します。
 当研究所・浦部法穂顧問の「裁判員制度」についての論稿もぜひご覧ください。

【書籍情報】2008年4月、法律文化社から刊行。編者は小沢隆一・東京慈恵会医科大学教授。定価は本体2500円(税別)。

*憲法の概説書・体系書や小沢隆一教授の著作、裁判員制度に関わる書籍・論文などは当サイトの憲法文献データベースで検索できますので、ご案内します。

 

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