法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

論文「渡辺洋三・平和憲法論の根底にあるもの − 語られなかったタイ・ビルマ戦線」

H・O

 民法、法社会学などとともに憲法についても多くの研究成果を残し、また、市民に対しても日本国憲法とその意義を説いてきた渡辺洋三教授が2007年にこの世を去りました。2009年2月、渡辺洋三先生追悼論文集『日本社会と法律学 −歴史、現状、展望』が刊行となり、そこに水島朝穂教授の標記論文も収められました。
 渡辺洋三教授は1944年、学徒出陣でタイ・ビルマに送られ、戦争を経験されました。日本国憲法の平和主義の精神を説き続けた渡辺教授の研究と市民への訴えに、自身の戦争体験がどのように結びついているのかを水島教授が探求しました。これまであまり明らかにされてこなかった渡辺教授の実際の戦争体験が掘り起こされ、そして、渡辺教授が生前にそのことをあまり語らなかった理由、そこから読み取るべき教訓についての水島教授の考えが展開されています。
 渡辺教授が法律学の巨匠であることは多くの人々の認めるところですが、一人の人間としての「渡辺洋三」と、その実際の体験に焦点をあて、日本国憲法の平和主義の意義について考えさせる論稿と言えるでしょう。

 憲法学とともに軍事の問題にも詳しい水島教授は当研究所の下記講演会でも語っていただきますので、ご案内します。

 法学館憲法研究所は、下記の通り、イラク戦争への加担を拒否したドイツ連邦軍少佐・フローリアン・パフさんの講演会(詳細はこちら)を開催します。多くの方々にご参加いただきたいと思います。
(法学館憲法研究所事務局)

講演会「軍人の抗命権・抗命義務 ―イラク戦争への加担を拒否した連邦軍少佐に聞く―」

【日時】 2009年4月18日(土)
     14:00      開会
     14:10〜14:40  水島朝穂早稲田大学法学学術院教授による概説
              「ドイツ連邦軍の海外派遣をめぐる法的諸問題」
     14:45〜16:00  「侵略戦争を拒否する義務」ドイツ連邦軍少佐 フローリアン・パフ
                通訳 市川ひろみ(今治明徳短期大学教授)
     16:10〜17:00  質疑応答
     17:00      閉会
【会場】 伊藤塾東京校(伊藤塾東京校(03-3780-1717。JR渋谷駅南改札西口より徒歩3分)
【参加費】1000円(法学館憲法研究所賛助会員・伊藤塾塾生・学生は500円)
【主催】 法学館憲法研究所

*講演会への参加は事前予約制とします。参加希望者は事前にメールもしくはファックスにてお申込ください。定員に達し次第締め切ります。
 メール info@jicl.jp  
 ファックス 03-3780-0130

<講師紹介>
フローリアン・パフFlorian D. Pfaff 
1976年ドイツ連邦軍に徴集兵として入隊。その後、職業軍人となり現在は少佐。国際人権連盟Internationalen Liga fuer Menschenrechteよりカール・フォン・オシエツキー賞Carl-von-Ossietzky-Medaille(2006年)、ブュルテンベルク福音教会同盟Offenen Kirche より市民的勇気を称える賞AMOS-Preis(2007年)、世界市民連合Association of Word Citizensより世界市民賞World Citizen Award(2008年)を受賞。「制服を着た市民」を理念とする軍人による団体ダルムシュタット・シグナルの一員として活動中。著書Totschlag im Amt: Wie der Friede verraten wurde, HWK Verlag, 2008.


*渡辺洋三教授や水島朝穂教授の論文・書籍は当サイトの憲法文献データベースでも検索できますので、ご案内します。

 

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