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特集「憲法をとりまく情況」(「マスコミ市民」09年1月号所収)

H・O

 「マスコミ市民」が09年1月号で「憲法をとりまく情況」という特集を組みました。
 まず、「もう一度、憲法を見つめ直そう」は学習討論会での憲法学者・樋口陽一氏と参加者との問答を紹介したものです。
 参加者からの質問に答えるかたちで樋口氏が様々な発言をされています。たとえば天皇の戦争責任について考える重要性を指摘しています。ただし、君主制を廃して民主主義にすればすべて解決するような考えは短絡的で、国民の主権者としての力量が重要であるということを具体的な歴史にそくして解明しています。また、人権を守るために「裁判」と「選挙・政治」という場の両方を効果的に活用すべきこと、「正義の戦争はあり得る」という意見について一人ひとりが深く考えてみる必要性、などを語っています。
 「憲法第九条と自衛隊(上)」は中大名誉教授・伊藤成彦氏の論文です。アメリカの市民の平和運動が「平和へのチェンジ」を呼びかけるオバマ氏の大統領への当選に結びつくに至っている状況を示し、そのような国際的な情勢の中での日本の軍事政策の問題点を指摘しています。
 「言論封殺のSLAPPは、民主主義の破壊行為」はジャーナリスト・烏賀陽弘道氏の論稿です。烏賀陽氏がヒットチャート・(株)オリコンから5,000万円の損害賠償を請求され、第一審が烏賀陽氏に対して100万円の支払いを命じる判決を下した経過と問題点が綴られています。烏賀陽氏はこの裁判をSLAPP= Strategic Lawsuit Against Public Participation =「市民が関わってくることを妨害するための訴訟作戦」と言っています。「表現の自由」に関わる問題提起です。烏賀陽氏はホームページでも積極的に主張されています。こちらです。
 「いま、社会の『常識』を考え直すとき」は弁護士・後藤昌次郎氏の講演録の要旨です。冤罪事件を素材に「常識」というものを考え直してみる必要性を説いています。

*樋口陽一氏の著書・論文や憲法第9条、「表現の自由」などについての文献は当研究所HPに搭載している憲法文献データベースで検索できますので、ご案内します。

 

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