法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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書籍『僕らの憲法学 −「使い方」教えます』

H・O

 中学生・高校生たちに憲法の基本的役割・存在意義=立憲主義の考え方などを伝える書です。痴漢と間違えられて青年が有罪判決を受けるに経緯を描いた映画「それでもボクはやってない」を素材に、国家権力が国民の人権を侵害することがあることを具体的に示し、ドラマ「救命病棟24時」を素材に、国民の国家権力への向き合い方を問題提起し、憲法の考え方を説いています。国民が守らなければならない法律とは違って、憲法は国家権力を縛る法だということ、国民は国家に必要以上に依存するのではなく、国家が必要以上に国民生活に介入しないよう監視していくべきこと、などが語られています。
 著者の田村教授は著書『国家は僕らをまもらない − 愛と自由の憲法論』でもテレビドラマなどを紹介しながら憲法の考え方をわかりやすく説いていますが、その問題意識の出発点には、多くの国民が「憲法は国民が守るべきルール」と認識しているという事実とその背景にあるように思われます。このことに着目して、これをどう克服していくのかを考え、人々の関心事を素材に立憲主義の考え方をわかりやすく解説する試みが続けられています。それは、中高生だけでなく、大人たちも学び考えなければならない重要な課題です。
 本書の最後にある「もっと学びたい人への読書案内」には、当研究所客員研究員でもある森英樹教授(龍谷大学)の『新版 主権者はきみだ』や当研究所の伊藤真所長(=伊藤塾塾長)の『高校生からわかる 日本国憲法の論点』などが挙げられています。

【書籍情報】2008年1月、ちくまプリマー新書として刊行。著者は田村理・専修大学教授(憲法学)。定価(本体価格760円+税)

 

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