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エッセー「もう一度読んでみました」(山田邦子さん)

H・O

 タレントの山田邦子さんが憲法を「もう一度読んでみました」、とのことです。あらためて読んでみて、「明快で明確、非常に整理された美しい文章でした」との感想を持たれたそうです。
 山田さんのエッセーは、特に憲法の平和主義の重要性に紙面の多くを割いています。「第九条はこんなにいいことが書いてあるのに、世界中の人が羨ましがっているのに、どうして変えたいんだろう」と九条改憲反対の立場を明らかにしています。
 山田さんは、戦争を体験されたお父さんのことやご自分の病気のことを含めて憲法への思いを述べています。それは多くの読者の心をとらえることになるでしょう。
 エッセーの最後、山田さんは「憲法は他人事じゃあない。人生や生活のありとあらゆる決まりをまとめ、守ってくれている。そしてそれは、私たちが決めるのだ」と述べています。国民一人ひとりが社会に対して意見を持ち、主張していこうと呼びかけています。実に大切なことですが、ちょっと問題提起したいと思います。憲法は“決まり”、ということについてです。
 たしかに憲法も“決まり”ですが、重要なこととして、それは誰が守らなければならない“決まり”なのかということです。憲法を守らなければならないのは国民ではなく、政府・権力者だということを再確認したいと思います(関連情報1関連情報2。山田さんのエッセーを読み、この立憲主義の考え方を広める重要性をあらためて感じました。


 エッセー「もう一度読んでみました」は雑誌『軍縮問題資料』2007年9月号の連載「憲法と私」の連載記事として収録されています。

 

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