法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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書籍『歴史のなかの日本国憲法 〜 世界史から学ぶ』

H・O

「憲法とは何か」「日本国憲法の成立」「国民主権・議会制民主主義・地方自治 − その歴史と課題」「日本国憲法の平和主義の歴史的位置」「近代人権の原点と現点」などの各章があり、日本国憲法の内容が世界史の中でどのような位置にあり、どのような意義を持っているのかを解明しています。

「第5章 近代人権の原点と現点」では人権概念の成立の歴史として、中世ヨーロッパでのルネサンスや宗教改革などを振り返りながら、イギリス・フランスでの市民革命を通して人権の概念が広がった経緯を解明しています。そして、人権概念がどのようにその後展開したのかを具体的な個別の人権概念ごと、つまり、「思想・信教・表現の自由」「生存権の保障」「教育を受ける権利」「労働者の権利」「選挙権」「両性の平等」それぞれについて振り返っています。
当研究所が現在開講している講座「世界史の中の憲法」第2回講座「人権という考え方の歴史」で浦部法穂教授は人権というものの基本的な考え方の歴史を解明しました(オンライン講座を受講できます)。そして、人権を考える上で、人々の個別利害を超えた普遍的な「正しさ」を誰がどのような立場で理論化できるかが重要であると述べました。私たちは個別の人権ごとの推移を検証することによって浦部教授の問題提起の意味をより深く理解することになると思います。このような観点からもこの本をお奨めしたいと思います。
引き続き開催される講座「世界史の中の憲法」で憲法について歴史的に学び広げていくうえで他の章も読み学んでいきたいと思います。

この本は当研究所の客員研究員である森英樹教授(関連情報1関連情報2関連情報3)と、当研究所ホームページでも語っていただいた歴史学者・浜林正夫教授(関連情報)が編者となって出版されたものです。「第3章 国民主権・議会制民主主義・地方自治 − その歴史と課題」は当研究所ホームページで語っていただいた小沢隆一教授(関連情報)が、「第4章 日本国憲法の平和主義の歴史的位置」は当研究所の客員研究員である水島朝穂教授(ホームページ)が、「第5章 近代人権の原点と現点」は浜林正夫教授が執筆しています。

【書籍情報】1996年、地歴社から刊行。編者は浜林正夫教授・森英樹教授。本体2000円。

 

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