法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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書籍『愛国の作法』

H・O

「品格」とか「美しい国」とか、あまりにも中身のない言葉が氾濫してることを嘆いて、政治学者・姜尚中教授が書かれた本です。
姜教授のこの本は、経済のグローバル化の中で国家というものの役割が新たな装いで「復権」してきていること、「格差社会」化や人々の治安への関心の「高まり」などがそれを複雑に増幅させいている中で、ナショナリズムの風が吹き荒れてきていること、などの分析をしています。
そして、そのような中でそもそも国家とは何かを鋭く問うています。特に明治以降の日本社会が天皇制という独特の制度のもとで成り立ってきたことを分析しながら、日本社会の今後の方向性について問題提起しています。
姜教授の分析には、今日の改憲の動向についても含まれ、近代立憲主義の観点から憲法の政教分離規定の見直しの問題点などを指摘しています。
「在日」である姜教授ならではの説得力を感じさせてところも多く、ぜひ多くの方々に読んでもらいたい本です。
姜教授のこの本の執筆動機や問題提起の趣旨などは「オーマイニュース Oh my News」にも掲載されています。
なお、「愛国」の問題については当研究所ホームページで浜林正夫さんにも語っていただいており、あわせてご覧ください。

近代立憲主義については歴史的に深めたいものです。当研究所の連続講座「世界史の中の憲法」をあらためてご案内します。オンライン講座についてはこちら

姜教授は2月15日に開催されるシンポジウムにパネラーとして出演されます。当研究所の伊藤所長がコーディネーターを務めます。


【書籍情報】2006年10月、朝日新聞社から「朝日新書」として刊行。著者は政治学者・姜尚中教授(東大)。価格は735円(税込)。

 

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