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憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

書籍「戦争って、環境問題と関係ないと思ってた」

著者の田中優さんは、車のエアコンからのフロンガス回収や「省エネ」などを組織的に進めている熱心な環境活動家です。
その田中さんが、「戦争、その準備のための軍事開発を止めずに、何が環境保護だろう」と、強く訴えています。

戦闘機や軍用車両の燃費や爆弾などを含めた軍事による二酸化炭素の排出は、地球温暖化をもたらす二酸化炭素の排出としては世界最大だろうと言います。オゾン層は、大気圏核実験によって、4%も減少したとのこと。アフガニスタンやイラクで、放射能を半永久的に出す劣化ウラン弾、着衣はそのままで人体を溶かす「白燐弾」、人体にも有害な「電磁波爆弾」など、生命、健康、環境を破壊するおびただしい兵器が使われている豊富な事例があげられています。軍需産業、投資会社(投資家)、政治家が、石油の確保とお金もうけのために、これらの戦争を仕組んでいるようすが、具体的な人物名と数字をあげて説明されています。

そして、自然エネルギーの活用こそ、@自然や人間にやさしいうえに、Aすでに石油よりも安くなってきつつあり、B金儲けのために戦争をしなくてもすむのでセキュリティーの面でも優れていると言います。

環境保護と軍事開発の矛盾をわかりやすく解説した書籍です。持続可能な地球環境を本気で保護するためには何をしたらよいか、改めて考えさせられます。

【書籍情報】2006年5月、岩波書店から刊行(岩波ブックレット)。定価504円(税込み)。

 

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