法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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論文「最近の改憲動向と立憲主義の危機 〜 憲法は何のために存在するのか」

当研究所客員研究員である山内敏弘・龍谷大学教授の論文です。
今日の改憲論議は9条の問題と並んで、立憲主義の問題が問われています。憲法は国民の人権を保障するために国家権力を制限するものとして存在しています。これが立憲主義の基本的な考え方です(このことは当研究所の浦部法穂主席客員研究員・名大教授の講演を基に作成したパンフレット「憲法っていったい何?」でもわかりやすく説明されていますので、お求めいただきたいと思います)。
山内教授はこの立憲主義の考え方を否定するものとして自民党の改憲案があり、また民主党の「憲法提言」もまたそうであると述べています。そして、憲法の基本的役割に関する考え方をひっくりかえすような考え方が出されてきている背景やその根拠となっている考え方を五点に整理し、その問題点を鋭く分析しています。また、最近出されてきている立憲主義の擁護を理由とする改憲論の問題点も分析しています。
少なくない国民は、憲法は国民が守らなければならないものであると思っています(当研究所が刊行した『日本国憲法の多角的検証 〜 憲法「改正」をめぐる動向をふまえて』の中に国民の憲法意識調査の結果と分析について当研究所・伊藤所長の論文が掲載されています。関連情報(PDF))。憲法を守らなければならないのは国民なのではなく国家権力なのだということを広げることは、憲法「改正」をめぐる今日の状況の中できわめて重要なことです。
立憲主義の問題については『日本国憲法の多角的検証 〜 憲法「改正」をめぐる動向をふまえて』の中でも浦部法穂教授その他が分析していますので、あわせてお読みいただきたいと思います。

【論文情報】雑誌「現代の理論」2006年春号(明石書店から2006年4月発売)に所収。

 

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