法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
 憲法をめぐる動向
 イベント情報
 憲法関連裁判情報
 シネマ・DE・憲法
 憲法関連書籍・論文
 ■今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

憲法情報Now<憲法関連書籍・論文>

 

論文 インタビュー「ねじれた抑圧構造のなかの若者たち」
―新自由主義的な教育改革がねらうもの

 「若者たちに何が起こっているのか」(花伝社、2004年)の著者であり、現代日本社会論・社会哲学を専門とする中西新太郎氏が、高校教員である小野祥子氏のインタビューに答えています。

 中西氏は、若者が進学・就職・結婚といった、単線的なライフコースを描けなくなっていることの前提として、90年代後半の社会経済的な変動、新自由主義的な教育改革、「固体化・個別化」による文化的な抑圧による「社会解体」の進行を挙げます。他者との応答の中で自分を肯定でき、憲法の理念である一人ひとりの存在価値が認められるような関係を築くための社会的な基盤が崩壊されつつある状況が、豊富な事例をもってヴィヴィドに語られています。「日の丸・君が代」の強制による良心の自由の危機、教育の平等のあり方、さらには「伝統的な家族」をつくるための憲法「改正」などの問題を若者の内面の一番深い所から考えることにも役立ちそうです。

雑誌 『季刊 前夜 2号』(2005年1月1日発行。発売影書房。1400円プラス税)所収

 

 

[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]