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論文 「全文掲載 陸自幹部が作った改憲草案」

 陸上自衛隊の幹部隊員が、中谷元・自民党憲法調査会憲法改正案起草委員会座長の依頼により憲法改正案を作成して提出しました。案の趣旨はすべて自民党の改憲草案大綱に反映されました。憲法改正という高度な政治的課題に制服組が関与したことは、政治が軍事を監督するシビリアンコントロール(文民統制)を逸脱するとともに、公務員の憲法尊重擁護義務(憲法第99条)に違反する可能性が強いことが重大な問題になっています。 
 この取材記事では、「自衛隊/自衛軍/国防軍設置の明確な規定」「集団的自衛権に基づく武力行使の容認」「国防義務の規定」などを内容とするこの案の全文が掲載されるとともに、「事件」の背景として最近は防衛関係議員に対する制服組の接触が日常化されることがみられるなど、文民統制の危機などが指摘されています。
 さらに、もう一つの問題として、かつての三矢研究なみの組織的行為を想起させるほどの逸脱行為にもかかわらず、「新聞・テレビなどがおそろしいほど鈍感」であり、報道が控えめであることが問題点として記されています。
 他に、前田哲男教授(東京国際大学)の、「危険な自衛隊の反憲法的体質」と題するインタビューが掲載されています。
 
雑誌 『週刊金曜日 538』(2004年12月24日発行。株式会社金曜日。税込み500円)所収
 

 

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