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書籍 『憲法のいま(1) 平和が生きるとき』

「九条の会」の呼びかけ人や賛同者のメッセージ(自薦集)の第1弾です。
「九条の会」事務局長の小森陽一氏(東京大学教授)は、9条改憲の目的が、「集団的自衛権の行使」を可能にして日本をいつでもアメリカに追随して「戦争をする国」に変えるところにあると、米英やアジアの動向を具体的に素描して説示しています。
呼びかけ人の加藤周一氏と梅原猛氏は、「日本の誇り 軍より京都」と題して対談しています。人間が絶対であり自然を破壊してもかまわないという人間中心主義や国家絶対主義の限界が語られ、自然保護の文化を基礎としたアジアの国際協力が述べられています。いま改憲論では「日本の伝統」として、天皇を中心とした明治以降の伝統が強調されています。これに対しては、「日本の伝統」とは300年間戦争をしなかった平安時代や江戸時代の平和の伝統のうえにこそ立つべきであること、「生きとし生けるものはみな殺してはいけない」という仏教の倫理観が日本人の根底にあることなどが大きなスケールで提示されています。
奥平康弘氏は、9条改憲論のどれをとっても、「根拠のない『大国』主義の現れ」「対米追随論」「あれやこれやの現実政治における利害得失計算論」に根ざしているのが特徴だとします。そして、著書『いかそう日本国憲法』から、9条の成立とその背景、自衛隊の登場の部分を再録しています。
他に、澤地久枝氏の「『いかに生きるか』を追い求めた北御門二郎さん」、三木睦子氏の「戦争を止められるのは、私たち女性だ」、鶴見俊輔氏の「もうひとつの政治」、小田実氏の「憲法は『今でも旬』か、『今こそ旬』か」が収録されています。
 
書籍情報
2004年12月1日発行
編者 小森陽一
発行所 かもがわ出版
定価  1200円+税
 

 

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