法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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「憲法を法廷に」と浦部顧問が講演(2009年10月31日)

2009年11月9日

 10月31日、青年法律家協会弁護士学者合同部会東京支部の総会で、法学館憲法研究所の浦部法穂顧問が「憲法を法廷に − 人権国家日本を実現するために憲法学者と実務家はどう連携すべきか」と題して記念講演をしました。
 浦部顧問は、最近の憲法判例を概括しつつ、多くの裁判官が「憲法を語るに臆病」になっている、最近は特に下級審でそれが目立つ、最高裁は「反権力的」な匂いをする事件についてはどうあっても合憲とする、などの傾向を具体的に解明しました。同時に、最高裁は、それほど「権力的」な匂いのない事件では、憲法の趣旨を汲んで「穏当」な言い方をするもののほか、より積極的な物言いをするケースがみられ、また、反対意見や実質的反対意見が多く附されるものも目立つ、という傾向も指摘し、下級審段階から憲法の理念を実現する主張を展開する重要性を説きました。
 浦部顧問は、その上で、研究者と実務家の連携の必要性と課題について問題提起しました。それは、実務家が学会の理論状況などを身に付け、それを実務に活かすことの重要性などを説くものでした。そして、研究者と実務家の連携の場を広げることが肝心とし、法学館憲法研究所もそのような機会をつくりはじめていることを紹介されました。
 法学館憲法研究所は裁判の場でも憲法の理念が実現していくよう取り組みを強めることとし、浦部顧問が各種裁判で裁判所への意見書作成・提出にあたり、また研究活動をはじめることにしています。今回の講演会はまさにその意義と課題を示す機会になりました。(法学館憲法研究所事務局)

 

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