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映画「赦し――その遙かなる道」


                              
T・S

 日本では、80%を超える人が死刑制度存置に賛成しているとされます。隣国・韓国では、死刑存置派は60%台との世論調査結果がありますが、この10年間死刑の執行がなく、事実上の死刑廃止国になっています。
 韓国に、2003年から2004年にかけて21人を殺害した死刑囚がいます。コ・ジョンウォンさんもこの死刑囚によって自分の母、妻、息子を殺されました。しかし、コさんはこの犯人を赦す死刑反対の嘆願書を提出しました。コさんとともに残された娘二人は、コさんの行動が理解できず、疎遠になってしまいました。
 コさんは、神父との出会いから、米国の犯罪被害者遺族の集まりに参加します。そこで、被害者遺族だけでなく、死刑囚から無罪になった人などに出会います。自分の心が癒されず悶え苦しむコさんは、やはり加害者を赦すことが自分を取り戻す唯一の道だと、確信するようになります。
 このドキュメンタリー映画には、死刑囚たちも登場し、いまの心情を語ります、コさんは、死刑囚を赦せない人を被害者遺族の集まりに誘いますが、拒否されます。それでもコさんは、いまも面会を拒否されながらも死刑囚に会おうとしています。

 日本語版DVDに付属している解説パンフレットには、朴秉植(東国大学法学部教授)の「韓国における死刑廃止国への道程」が寄稿されています。事実上の死刑廃止国までになった韓国の現状が語られています。日本国憲法36条には「残虐な刑罰」の禁止が明記されています。あらためて死刑制度について考えていきたいと思います。


制作:SBS (2008年)韓国
日本語版(2010年)制作:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
公式HP
本編:100分
日本語版DVD頒価:1,000円(税込)

 
                              

 

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