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映画「水俣 患者さんとその世界」


                              
Y・S

 昨年成立した水俣病被害者の救済に関する特別措置法により、水俣病問題の終焉がささやかれています。
 同法律は、水俣病の原因企業に、事業の一部を「分社化」して、対価による被害者への補償を行った後の解散を認めるものです。
 現在好調な液晶事業を切り離して事業の効率化を図ることが予定されています。
 水俣病の責任主体が消滅することに危惧が寄せられています。
 企業の社会的責任を放棄する結末の道筋をつけたものともいえましょう。
 2008年に亡くなったドキュメンタリーの巨匠・土本典昭監督は、十数本にわたる「水俣」シリーズの第一作にあたる本作品で、原因企業の無責任な体質を鋭く問いました。
 それは同時に、そのような企業のありようを許容する社会に対する問いかけでもありました。
 水俣病の原因物質が有機水銀に特定されてからも、長年にわたり放置した戦後日本の企業社会に対するものでした。
 水俣病公式確認から半世紀を経て、日本社会はこのまま問題の本質から目を背け続け、記憶から消し去るのでしょうか。
 本作品は、制作後30年を経て、いまを生きるわれわれに、変わらない問いかけを続けています。

1971年作品。
上映時間:2時間47分
製作:東プロダクション
監督:土本典昭

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* 神戸映画資料館にて、9月19日(日)13:00〜、25日(土)16:20〜上映(第2回神戸ドキュメンタリー映画祭「記録映画に生きる 土本典昭の軌跡」開催期間中)

 
                              

 

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