法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画「小説吉田学校」


                              
H・O

 日本国憲法は1947年に施行されましたが、当時はGHQによる日本支配、労働者政党の復活・伸張などで政治状況は錯綜し、保守政権も絶対的な基盤を確立できずにいました。1949年、再軍備と憲法改正を唱えていた有力政治家・鳩山一郎がGHQから公職追放になっていたこともあり、日本国憲法施行時の首相・吉田茂が首班に指名され、第二次吉田内閣が成立しました。
 吉田茂は日本の国交回復・独立の実現に邁進しました。社会主義・中国が建国し、朝鮮戦争が始まる中で、アメリカは日本を西側陣営に組み込み、そして再軍備を迫りました。吉田茂は日本の再軍備はしないとし、警察予備隊をつくりつつ、サンフランシスコ平和条約締結による国交回復の際に、アメリカ軍に日本の基地を提供する安保条約を結びました。
 吉田茂がとったこの路線はその後の日本社会・外交の基本形を形づくることになりました。その体制は、再軍備とそのための憲法改正を求める保守勢力からも、そして日本のアメリカへの従属を批判するリベラル勢力からも批判されますが、こんにちまで60年近く続いています。
 この映画は、吉田茂の政策・スタンスを振り返りながら、今後の日本社会と日米関係、そして憲法のあり方を考える素材になります。

【映画情報】
製作年:1983年
上映時間:132分
出演:森繁久彌、芦田伸介、ほか
監督:森谷司郎
DVDの詳細はこちら

*吉田茂が首相としてアメリカと結んだ安保条約は、その後1960年に改定され、こんにちに至っています。安保とその改定について学び考える、法学館憲法研究所の公開研究会「日米安保改定50年と憲法」(5月1日(土))をご案内します。

*法学館憲法研究所も製作・普及に協力しているドキュメンタリー映画「戦争をしない国 日本」は憲法9条に関わる社会と政治、国民の動向を綴っており、憲法制定時およびその後の状況なども描いています。あらためてご案内します。

 
                              

 

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