法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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映画『免田栄 獄中の生』


                                                           
H・O

 日本で4人の人が、裁判で死刑が確定した後、再審で無罪となりました。その最初の人が免田栄さんです。
 社会に復帰した免田さんが犯罪者とされ、取調べを受け、裁判で死刑判決を受けるに至った経緯、その後無罪となったことへの感慨、釈放後の思い、などが当時の映像や免田さんへのインタビューの様子で構成された映画です。
 筆者が印象に残ったことの一つは、免田さんによれば、一緒に収監されていた受刑者の中には、本当は無罪だと思われる人がかなりの数いたということでした。いったん起訴されると99%が有罪となる日本の刑事裁判にはやはり問題点があるのだろうと、あらためて認識することになりました。
 二つ目は、免田さんが無罪になって以降も、“裁判で有罪とならなかったとはいえ、あの人はどうも・・・”という世間の目が根強かった状況でした。自分が免田さんと同じ立場だったらとゾッとしますが、多くの人は逮捕され裁判にかけられる人に先入観を持ちがちではないでしょうか。日本国憲法が謳うように誰もが個人として尊重される社会にする課題は私たち一人ひとりに突きつけられているのだと思います。

【映画情報】
1993年、シグロ作。監督:小池征人。1時間28分。
16ミリプリント貸出あり。詳しくはこちら

*裁判員制度がスタート(2009年5月)しますが、法学館憲法研究所は元裁判官の方々の連続講演会を開催します(第1回は5月22日(金)、伊藤塾東京校にて)。詳しくはこちら。刑事裁判のあり方などについて学び考える機会になりますので、ぜひご参加ください。

 
                                                           

 

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