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DVD『ジャーハダ―イラク民衆の闘い』


                                                           
H.T.記

 「ジャーハダ」とは「闘い」「ファイト」を意味するアラビア語です。イラクからの米軍の撤退を求める民衆の闘い―武器を持って闘うのではなく、集会やデモ行進で平和なイラクを取り戻そうとする人々の草の根の闘いにエールを送る映像です。「イラクの子どもを救う会」の西谷文和さんが2007年10月と2008年3月にイラク入りした際の映像を中心にまとめたものです。5つの章に分かれており、各章の内容は以下の通りです。

【第1章 あふれ出す難民】
 イラク戦争開始後数100万人といわれる人々が難民となっています。隣国で受け入れているのは今はシリアのみ。ダマスカス郊外の「リトルバクダッド」。モスクでお祈り中に米軍の空爆で負傷した人々などが溢れています。国内では北部のスレイマニア難民キャンプ。
電気も水も学校もほとんど何の援助もない生活。現状に密着取材しています。

【第2章 生物化学兵器使用疑惑】
 米軍は大量の劣化ウラン弾を使用しました。それ以外にも神経麻痺ガスなど、「人体実験』のように様々な爆弾を使用した疑いが持たれています。明らかな戦争犯罪です。急増している原因不明の脳性まひ者などの現状にスポットを当てています。

【第3章 民営化される戦争】
 イラクの砂漠の深くから次々と発見される黒い袋に包まれた遺体。身寄りのない米軍兵士の他、民間の傭兵の戦死者たちです。戦死者の統計を少なく見せるために遺体を砂漠に隠している実態が浮かび上がります。アメリカの新自由主義者は、国の役割は軍事くらいだとさえ言いました。しかし、その軍事さえも民営化され、多くの民間軍事会社(PMC)が設立され、米軍との共同作戦に参加しています。PMCには巨額の税金が投入され、儲けは親会社である投資会社に流れてゆきます。ブッシュ一族とビンラディン一族は、実は同じ投資会社の大株主として身内同士であること、ブッシュ政権の幹部たちがPMCに深く関わっていることなどが、マンガでわかりやすく説明されています。

【第4章 ムラートくんを救え!】
 ある下町の商店街で手押し車に積まれた爆弾により、多数の少年たちが負傷しました。
カメラは、自爆テロで重傷を負った13歳の少年の救出劇を危険を冒して追います。人間誰でもかけがえのない生命を持っていること、その生命を救うために周囲の人たちが必死になることはどこの国でも決して変わらないということを伝えています。

【最終章 ファイト!闘う君の唄を】
 中島みゆきさんの名曲「ファイト!」にのせて、イラク人と日本人の平和を求める闘いを描いています。

 なお、制作者の西谷さんは、「ガザ〜この現実 一方的な破壊と殺戮の中で」映像とトークの夕べ」でガザの問題について発言しておられます。

【DVD情報】
制作:2008年9月 日本 「イラクの子どもを救う会」
制作総指揮:西谷文和
時間:本編36分
価格:1000円(税込)
イラクの子どもを救う会サイト

 
                                                           

 

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