法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
 憲法をめぐる動向
 イベント情報
 憲法関連裁判情報
 シネマ・DE・憲法
 憲法関連書籍・論文
 ■今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

憲法情報Now<シネマ・DE・憲法>

 

映画『アース』


                                                           
H.T.記

 45億年前に誕生した地球は、無数の生物が栄える豊かな自然環境を創ってくれました。驚異的に発展した天文学でも、生物が活発に活動している可能性のある天体は他に発見されていません。宇宙の奇跡です。地球は、つい最近までその上で生きる植物と動物、みんなのものでした。
 映画は、みんなの地球の荘厳さ、偉大さを余すところなくカメラに収めています。主人公は地球上の動物たち、植物たちであり、地球そのもののドキュメンタリーと言ってよいでしょう。
 45人のカメラクルーが7大陸の200カ所以上で撮影し、制作に5年を費やしました。

 カメラは北極から南極に向かって展開します。アザラシを求めて海に飛び込む北極グマの勇姿、カナダの大地を走る300万頭のカリブーを追うオオカミの群れ、狂おしくも乱れ咲く吉野の桜、天を突くヒマラヤ山脈、雄大なザトウクジラ‥‥。最新のテクノロジーを駆使した映像のスケールの大きさはこれまでにないものです。
 レンズは、野生動物たちの優しさもとらえています。小象を他の獣から必死に守る親象、求愛するカタカケフウチョウのパフォーマンス。
 でも、そこにはまた、広がる一方の砂漠で水を求めてさ迷い歩くアフリカ象の姿があります。薄っぺらになった氷で海に沈む北極グマもいます。
 みんなの地球を破壊しているのは人間という一つの生物であることが痛いほど胸に迫ります。地球の温暖化は、人間だけの問題ではないこと、それは恵みを受けている地球に対する背信行為であること、宇宙の配慮への冒涜でもあることを、スクリーンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏とともに体感させてくれます。

 環境を保護するためには、憲法を改正して環境権の規定を新設しなければならない、などという議論を私たちは延々としていますが。

 
【映画情報】
制作:2007年 イギリス/ドイツ
監督:アラステア・フォザーギル /マーク・リンフィールド
原題:earth
時間:98分
音楽:ジョージ・フェントン作曲/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
上映館:全国で公開中
公式サイト

 
                                                           

 

[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]