教員が集う 中高生のための映像教室 『憲法を観る』
 
 
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第21回『高校生からわかる 日本国憲法の論点』
2011年12月12日
 

 憲法も時代の変化に合わせるべき、他国からの侵略に備える軍隊は必要、日本人自らの手で憲法をつくる、等々、日本国憲法をめぐっては様々な論点があり、政治の場でも見解の対立があります。憲法「改正」の声が高まった2005年に、憲法に関わるいろいろな論点についてわかりやすく答える書です。
 この本の特長として、憲法を論じる上で、まずは憲法の基本的な内容を正しく理解する重要性を説き、説得的に解説していることがあります。学校で、基本的人権の尊重、平和主義、国民主権は憲法の三大原理ということを学びますが、皆さんはこの三つはどのような関係なのかを考えてみたことがありますか。民主主義というものの目的は何なのか考えてみたことがありますか。憲法と法律にはどのような違いがあるかを考えてみたことがありますか。こうした基本的なことを自分なりに理解したとき、憲法の様々な規定の考え方とその趣旨の理解が進むでしょう。自分なりの価値観も培える本です。

 
【書籍情報
2005年、トランスビューから刊行。著者は伊藤真・伊藤塾塾長(=法学館憲法研究所所長)。定価は本体1,800円+税。