教員が集う 中高生のための映像教室 『憲法を観る』
 
 
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第17回『父と娘の法入門』
2011年11月14日
 

 ペットに関わる問題を切り口に、問答形式で父が高校生の娘に法の考え方を伝える本です。迷い犬を飼っている場合、その犬は法律上誰のものか? 買っている犬が他人に怪我をさせてしまったらどのような責任が問われるか? トラを飼ってもよいか? ペット禁止のマンション規約が定められたら従わなければならないか? 等々、法律というものが国民の日常生活にどのように関わるのかがわかりやすく説明されています。説明では、こうした事例を通して、契約や損害賠償、相続といった民法の基本的な規定とその考え方、「故意」と「過失」の態様による刑罰の課し方の違い、といった刑法の基本的な規定とその考え方もわかるようになっています。
  憲法の人権規定の意味を考える上で、法律の具体的な規定から考えてみるのも効果的です。

 
【書籍情報
2005年、岩波書店から岩波ジュニア新書として刊行。著者は大村敦志・東京大学教授。定価は本体780円+税。