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「安保法制違憲訴訟(国家賠償請求)第4回口頭弁論 報告集会(6/2)」開催さる

2017年6月12日

 2017年6月2日(金)、参議院議員会館(東京・永田町)にて「安保法制違憲訴訟(国家賠償請求) 第4回口頭弁論 報告集会」が開催されました。同日、午前10時30分から東京地裁にて口頭弁論が行われ、これを受けての報告集会です。
 冒頭、寺井一弘弁護士から、東京での国賠訴訟において、証拠調べが行われる見通しが立ったことの報告がなされました。正式に決定されるのは、次回第5回期日(9月28日)になりますが、来年の1月26日の口頭弁論において、午後いっぱいの時間が確保されたことから、裁判所が証拠調べをする方針であるとのことで、議員会館講堂に集まった原告から大きな拍手が起こりました。
 続いて、口頭弁論で意見陳述を行った野木裕子さんから、女性にとってだんだん生きやすい世の中になってきたと思っていたのに、悪しきマッチョイズムが台頭してきていることは、国家による裏切りだと自らの思いを語られました。 
 次に、渡辺一枝さんから、自分の両親に対して、戦争反対と言いながらも侵略地で自分が生まれたことについて反発した若き日のこと、そして、今、安保法制に反対することが、自分たちのためだけではないと語られました。
 この後、被告に対する反論の準備書面を書いた伊藤真・法学館憲法研究所所長より、私たちが安保法制、すなわち戦争法によって具体的な損害を受けているということを裁判官に感じてもらうことが重要であると報告されました。
 次に、今回新たに提出された人格権の書面を中心になってまとめた角田由紀子弁護士から、人格権の勉強を一から勉強しなおしたという苦労話が披露されました。人格権については多くの原告が関心を持ったようでした。
 この後、若手弁護士の活動紹介ということで、古川(こがわ)健三弁護士から、膨大な数の証拠集めに若手が活躍していることが紹介されました。ネット検索を駆使して関連記事を収集するなど、若手ならではのエピソードが語られました。
 また、報告集会での報告を聞いていて思い付いた点があると、内田雅敏弁護士から、憲法12条と97条に基づき、この裁判は主権者の責務であり、この責務を果たすために裁判官の協力が必要なのだと熱いメッセージが語られました。
 最後に、PKOについての書面を書かれた福田護弁護士から、武器使用に関する法律の欺瞞について指摘がありました。さらに、今後の裁判の見通しとして、証拠調べが行われることについて、これこそがいわば取っ組み合いの喧嘩なのだと説明されました。
安保法制違憲訴訟はこれからが本番です。サイトにもぜひアクセスしてみてください。
http://anpoiken.jp/sashitome/

(法学館憲法研究所事務局)

 

 

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