法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

法学館憲法研究所

Mail info@jicl.jp
 
今週の一言
憲法情報Now
 憲法をめぐる動向
 イベント情報
 憲法関連裁判情報
 シネマ・DE・憲法
 憲法関連書籍・論文
 ■今日は何の日?
憲法Voice
研究所・客員研究員紹介
中高生のための憲法教室

憲法文献データベース
日本国憲法全文
リンク集
 
事務局よりお知らせ
賛助会員案内
メールマガジン
ご意見フォーム
サイトマップ

今週の一言

 

4月24日は「声をあげよう!憲法下町のつどい〜アジアの中の日本国憲法」を開催します

2010年3月22日

金竜介さん(声を上げよう!憲法下町のつどい実行委員・弁護士)


 全国各地で大小さまざまな憲法のイベントが開催されています。台東区では「声をあげよう!憲法下町のつどい」が今年で10年目を迎えます。
 今年のテーマは、「アジアの中の日本国憲法」とし、ノンフィクションライターの城戸久枝さんの講演をお聞きいただきます。城戸久枝さんは、日本生まれの「中国残留孤児」の二世として、残留孤児や残留婦人、その二世や三世の取材活動を続けており、城戸さんの著作「あの戦争から遠く離れて」(2007年 講談社)は、大宅荘一ノンフィクション賞や黒田清JCJ新人賞などを受賞し、NHKドラマにもなりました(テレビ題名『遥かなる絆』)。
 そもそも日本国憲法が、定められた契機はなんだったのでしょうか。前文で「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」、第9条で戦争の放棄と軍備や交戦権を否定したのは、どうしてでしょうか。日本人が殺されないため?それだけではないはずです。日本人が外国人に殺されないようにということであれば、軍備を拡大し、強国アメリカと共同することによって日本が侵略されないようにするということも考えられるはずです。
 日本国憲法は、かつて日本が行った戦争が侵略戦争であったことを認識し、そして、「戦争」の名のもとで、他国の人たちを殺さないということを決意したものだということ・・・このことは、いくら強調しても強調しすぎるということはありません。そうでないと、「日本が攻められる」という恐怖感を煽られた結果、際限のない軍事戦略が進められていくことになるからです。
 このように考えると、日本国憲法は、日本人にとって大切なものというだけではなく、日本以外のアジアの人たちにとっても、大切なものであり、これを変えることの是非を論じるためには、日本人からの視点だけではなく、日本以外のアジアの人たちが日本国憲法をどう見ているかという視点を欠くわけにはいかないことがわかります。
 今回のつどいでは、そのような観点に立って、憲法をみつめなおしてみたいと考えています。

4月24日(土)1時30分開会 
台東一丁目区民館(台東区台東1−25−5)
講演 城戸久枝さん(ノンフィクションライター) 
音楽 AKIRAさん 問い合わせ 台東協同法律事務所内実行委員会 03−3834−5833

◆金 竜介(きん りゅうすけ)さんのプロフィール

1994年弁護士登録(東京弁護士会)。
台東協同法律事務所。
東京弁護士会外国人の権利に関する委員会、在日コリアン弁護士協会に所属し、外国人の人権問題にも取り組んでいる。



 
[今週の一言][憲法情報Now][中高生のための憲法教室][憲法文献データベース][事務局からのお知らせ]
[トップページ]