法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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「こんな講談 待って たのよ」

2009年2月16日

歌と講談の嫩子(ふたばこ)さん
 さる、上野の焼肉屋さんでのことです。「嫩子さん名調子聴かせてよ!」仲間の口車に乗っていつもの「橋づくし」(大田蜀山人作)を披露しました。
 すると「ま〜いい声。白石加代子さんみたい、私大好き。他に何かやってみて!」。仲間とは全く関係のない年配のご婦人お2人が、隣の席から私に拍手をくれたのです。「白石さんみたい」で気を良くした私は、そこで来る2月22日に九条の会・草加の記念集会で披露することになっている「嫩子の講談日本国憲法」のさわりをちょっと演ってみました。(記念集会の詳細は下記をご覧ください)
 「そもそも、日本国憲法は、頃は1946年ひのえ戌年11月3日公布、丁亥の年1947年5月3日に施行されました。つまり私と同い年の61歳。還暦を過ぎますます輝きを増しておりま〜す」講談の入門書「三方が原軍記」をもじり、修羅場語りに乗せてパンパンパパン、パンパパン!
 「憲法は、国が国民に示す規範ではありません。国民が権力者に、これだけのことは守ってやってくれよと、突き出すもの。だから、国会議員や公務員は、憲法を守る義務があるのです」と、やんわり立憲主義を、プラス日本独自の完全平和主義を加え、「そして現憲法は、明治憲法の改定という形で作られたために第1章は天皇、第2章が、新しく書き加えられた章で、戦争で明け暮れた明治憲法下での反省の下、二度と戦争を起こさずに済むにはどうしたら良いか、先人が考えに考えた末の知恵の結晶、それを明文化したのが戦争放棄の章で、そこが頭から数えて第9番目に当たるところから第9条と言うのであります!」と、やってみました。
 そうしたら・・・上記の言葉です。正直にうれしかったです。
 去年の6月と11月の2回、前橋の九条の会で演って好評は得ていたものの、全く一般の方に「憲法」はどう聴いていただけるのか・・。不安は手ごたえに変わりました。

 嫩子(ふたばこ)を名乗りますと、名前の由来を尋ねられました。田辺一鶴の門下生であること、長年朗読をやっていたこと、童謡唱歌を得意に歌うこと、そこから、作詞家・西条八十氏の御長女の嫩子さんの名前を師匠が下さったことなどを話しました。

 ナレーター時代の私は、「聞き流し・日本国憲法」を朗読し、それを自主制作でCD化しています。

 桃栗三年、ゆずだって18年で芽を出すのに、私は萌芽に38年です。今年あたりは嫩子さん、ちょっとは葉を伸ばしたって良いと思いません?
 生まれは憲法と同い年の1947年。誕生日は12月14日討ち入りの日。憲法と講談が出会うべくして出会った。本人はそう信じている「アラ還」世代です。

 チョイ前は「団塊」と大括りされ、青春時代は「戦争が終わって〜僕らは生まれた〜」と当たり前のように歌声喫茶などでフォークなどを歌ってきました。平和憲法のもとに生まれ育ち、平和であることが当たり前であると信じて。しかし・・・・・・

 私たちの先輩は、少なからず子供の時に戦争を記憶しています。そのせいか平和に関して鋭い感性を持っています。ところが、年代が下がるほどにビミョウ。

 還暦を迎えた時に思いました。「私たちの時は、憲法9条がしっかりしていて良かったねえ」と、過去のことにしてしまっては絶対にならないと。
 私は、講談という術で、次世代、子孫に平和憲法を伝えて行こう。そう思ったのでした。

 そんな時に「こんな講談 待って たのよ」と、先輩のご婦人から何とも嬉しい、心強い言葉をいただき、奮い立ったのは言うまでもありません。


九条の会・草加  4周年記念集会】                                                                     
日時:2009年2月22日(日)
会場:草加市勤労福祉会館1階ホール(東武伊勢崎線新田駅より徒歩5分)
参加費:500円  高校生以下無料
記念講演:2時より 講師 品川 正治さん(経済同友会終身幹事)「戦争、人間、そして憲法九条」
「嫩子の講談日本国憲法」と歌はそのあと致します。(4時半終了予定)



◆嫩子(ふたばこ)さんのプロフィール

本名 富永悦子
東京アナウンスアカデミー  演劇集団未踏研究生  劇団銅鑼  
朗読を故山内雅人  語りを加藤精三  講談を田辺一鶴に学び 歌は・・古賀譲次、竹 大和について勉強中(竹久夢二を今年の後半には歌います)
講談持ちネタ・・「梅若丸伝説」「嫩子の講談日本国憲法」「南畝は何ぽ?(大田蜀山人の話)」
オリジナル歌「もんも花だらけ」(CDあり)「夕顔」
出身・・群馬県太田市
ナレーター  朗読講師  ブログは「嫩子の音符」 

 


 
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