法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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2005年 いま、憲法のとき!

2005年1月3日
法学館憲法研究所 所長  伊藤 真

 新年おめでとうございます。
 2005年年頭にあたり、読者のみなさん、市民のみなさんにごあいさつ申しあげます。

 法学館憲法研究所は昨年5月にホームページを開設し、市民のみなさんとともに憲法とその理念を研究し、その成果を広く社会に普及していくことを呼びかけました。政権政党や野党第一党が「憲法改正」にむけたとりくみをすすめる状況のなかでの私たちの呼びかけは、その後著名な知識人の方々の「九条の会」の立ち上げ(6月)や憲法とその理念を社会に広げていこうという大きな世論にも結びつくことになりました。
 研究所のホームページは憲法に関心を寄せる方々が日常的に最も多くアクセスしてくださるサイトになり、多くの方々にご活用いただけるようになりました。昨年秋には英文ページや韓国語ページも開設し、諸外国の方々のあいだでも日本国憲法への関心が広がりはじめています。
 今年は憲法について具体的な事実を素材に、わかりやすく、そして憲法を自らの問題として学び考えていただけるような書籍を出版する予定です。
 昨年は「憲法改正」問題についても多くの方々のご協力を得ながら研究活動をすすめました。「憲法改正」問題についてもその内容・問題点を深く解明する書籍を今年出版することにしています。
 昨年は学生のみなさん、市民のみなさんなどを前にお話をさせていただく機会を何回かいただき、多くの方々が憲法についての話を熱心に聞いてくださいました。今年もできるだけ多くの方々と憲法について学び語り合いたいと思います。
 私たちの活動は客員研究員の皆様をはじめとして様々な方々に支えられてここまで来ましたが、昨年の活動を振り返ると本当に多くの方々が憲法とその理念を学び考えておられることを実感します。私たちは多くの方々の期待に応え、多くの方々とともに今年なおいっそう頑張ります。

 「憲法改正」の動きは今年より具体化されることになるでょう。多くの政党や国会議員が「憲法改正」を唱えています。また経済界などからも「憲法改正」の提言が出されてきています。日本国憲法はいま制定以来最大とも言える危機に直面しています。
 ただ、私はいまは憲法とその理念を社会に広げていくチャンスでもあると思います。
 憲法というものは人びとの人権を守るために、権力を持つ人たちを縛るものとして存在しているのです。いまこの憲法の存在意義が多くの人々の中で語られるようになってきました。「憲法改正」の動きが強まっている今日、多くの市民のみなさんと、なぜ憲法というものが生まれ存在しているのかということを学び考え語り合うことによって、市民一人ひとりが個人として尊重される社会をつくっていく機会になるでしょう。ぜひそうしていきましょう。
 まさに「いま、憲法のとき!」です。
 楽しく、元気に、ともに憲法について語り合いましょう。

◆伊藤真所長のプロフィール

1958年生まれ
1984年弁護士登録
1995年、憲法を実現する法曹養成のため「伊藤真の司法試験塾」(現在の伊藤塾)を開業。弁護士業務を休業して指導に専念。
・法学館憲法研究所所長。
・憲法の理念を広める講演活動も各地で行っている。

【主な著書】
『憲法のことが面白いほどわかる本』(中経出版、2000年)
『憲法のしくみがよくわかる本』(中経出版、2001年) 
『自分を信じて ゆっくり進め!』(ダイヤモンド社、2002年)
『伊藤真の憲法入門』(第3版)(日本評論社、2004年)    
『伊藤真の明快!日本国憲法』(ナツメ社、2004年)

 
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