法学館憲法研究所は、憲法を系統的に研究し、個人の尊厳の実現をめざす非政府組織としての自由な研究機関です

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憲法について語り合おう

2004年5月10日
法学館憲法研究所所長 伊藤真

法学館憲法研究所がホームページを開設しました。私たちは多くの市民の皆さんとともに憲法について学び、考え、憲法とその理念を広く社会に広げていきたいと思います。また、日本国憲法とその理念を諸外国の方々にも伝えてまいります。
このホームページでは、様々な方々の憲法についての意見を毎週紹介していきます。また、憲法についての様々な文献を紹介していきます。憲法を学び広げる全国各地の様々なとりくみやご意見、憲法に関わる様々な裁判の内容や状況も紹介していきます。憲法文献についてのデータベースも搭載しました。全国各地で憲法について学び、考え、知らせるためにご努力されている方々に大いにホームページをご活用いただきたいと思います。

私は日本国憲法の最も大事な理念は「個人の尊重」だと思います。人は誰もがかけがいのない存在として大事にされなければなりません。憲法の原理とされる、平和主義も基本的人権の尊重も国民主権も、すべて「個人の尊重」から導き出されます。一人ひとりの市民が人間らしく生きる権利は、その人が所属している組織や国の「利益」よりも大事なのです。現在の市民一人ひとりの生活や権利、諸国民の紛争や飢餓による苦しみ、環境や安全に対する不安、などの状況をみるにつけ、日本国憲法の「個人の尊重」の理念をいまこそ社会に、そして世界に広げていきたいし、広げなければならないと思います。

施行57周年を迎えた日本国憲法は、いま最も重大な試練に立たされようとしています。政権政党に加えて野党第一党も憲法の「改正」案をここ1・2年のうちに提起することになっています。多数の国会議員が憲法「改正」に賛成しています。しかし、憲法の内容やその趣旨、意義が市民に正しく伝えられているとは思えない状況のなかで、私は大きな危惧を感じざるを得ません。私はこれまで、司法試験や法律の資格をめざす方々にわかりやすく憲法とその理念を伝えようと微力を尽くしてきましたが、今後はより多くの市民の皆さんとともに憲法を学び、考え、社会に広げていきたいと思います。多くの市民の皆さんに法学館憲法研究所とそのホーム ページをご活用いただけることを楽しみにしています。

◆伊藤真さんのプロフィール

1958年生まれ
1984年弁護士登録
1995年、憲法を実現する法曹養成のため「伊藤真の司法試験塾」を開業。弁護士業務を休業して指導に専念。
・法学館憲法研究所所長
・憲法の理念を広める講演活動も各地で行っている。

【主な著書】
『憲法のことが面白いほどわかる本』(中経出版、2000年)
『憲法のしくみがよくわかる本』(中経出版、2001年)    
『伊藤真の憲法入門』(第3版)(日本評論社、2004年)    
『伊藤真の明快!日本国憲法』(ナツメ社、2004年)


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