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コツコツと沖縄関連の映画を上映してきたキタコマ映画祭も今年で5回目。なかなか見る機会の少ない沖縄関連の映画を幅広く、まとめてみることができる貴重な機会です。
沖縄といえば、それぞれどんなことを思い浮かべるでしょうか?その歴史、文化、自然、人々の生活、映画と共に歌って踊って、沖縄の人々の生き方を体感しようということにまで感じさせてくれるプログラムです。映画祭を創りあげてきたみなさんの努力と熱意とエネルギーに敬服します。
■日時と会場
6月27日(木)〜30日(日)、 7月4日(木)〜7月7日(日)
会場1:M.A.P.(東京都狛江市岩戸北4-10-7-2F 島田歯科2F 03-3489-2246・喜多見駅徒歩5分国本学園裏門近く)
7月8日(月)、7月10日(水)、7月14日(日)、15日(月・祝)
会場2:中央公民館(東京都狛江市和泉本町1丁目1番5号 03-3488-4411・狛江駅徒歩5分)
地図→http://kitamitokomae-artfes.com/okinawa_5th/images/map.jpg
案内→http://kitamitokomae-artfes.com/okinawa_5th/index.html
【喜多見と狛江で小さな沖縄映画祭】
まず沖縄を知ることから始めよう。
でもドキュメンタリーもフィクション。
深い真実を描く劇映画もある。
だからいっぱい見て欲しいのです。
上映スケジュール
【M.A.P.会場】
6月27日(木)
●10:00~11:20 幕開け 『琉球舞踊ショー』+『うんじゅぬ花道』
『琉球舞踊ショー』
琉球王朝時代、中国の冊封師を歓待するために踊られた琉球舞踊。
幕開けはやぱり「かぎやで風」…かな
『うんじゅぬ花道』
2013年 20分 監督:山城千佳子、砂川敦志
父のような『組踊』の役者を目指す武之心は、次第に芸能の深い世界に魅せられていく。
●13:00~14:34 過去の上映作品アンコール『琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。』
2007年 94分 監督:普間早志、福永周平、大城直也
三つの短編作品からなる沖縄県産映画。ガイドブックに載らないコアな沖縄人の精神世界。
●16:00~18:04 過去の上映作品アンコール『ハブと拳骨』
2006年、124分、監督:中井庸友
60年代未の混沌とした沖縄を舞台に、血の繋がらない一家が逞しく生きる姿を力強く描く。
●19:00~20:24 過去の上映作品アンコール『カメジロー 沖縄の青春』
1998年、84分 監督:橘祐典、謝名元慶福、島田耕
沖縄の人たちからこよなく愛される政治家、瀬長亀次郎を名優、津嘉山正種が演じる。
◎21:00~21:50 レイトショー『むかし むかし この島で』
2005年、48分、ディレクター:山里孫存 制作:沖縄テレビ
沖縄戦のさなか、米軍によって撮影されたフィルム映像。その映像の中に自分自身や家族の姿を見つける。
6月28日(金)
●10:00~11:32 『ナビィの恋』
1999年、92分、監督:中江裕司
沖縄の小さな島を舞台に、60年前の恋に胸を焦がす老婆を巡る騒動を描いたコメディ。
●12:30~15:25 『海辺の生と死』
2017年、155分、脚本・監督:越川道夫
そこは“神の島”-、太平洋戦争末期の加計呂麻島で出会った島尾敏雄とミホの実話をモデルに描く鮮烈な恋の物語。
●16:00~17:15 『浦添ようどれ』
2010年、73分 監督:野村岳也
浦添ようどれの発掘調査は12世紀~17世紀にいたる古琉球といわれる沖縄の華麗な歴史を引き出した。
●19:00~20:35 『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』
1971年、95分、制作:NDU(日本ドキュメンタリストユニオン)
コザ吉原、Aサインバー、ヤクザのたまり場、全軍労ストなど復帰前のコザ。
一部欠落は字幕で補足。
◎21:30~22:25 レイトショー『戦争を笑え』
2006年、48分、制作:沖縄テレビ
60年前。戦争で全てを無くした沖縄の人々を絶望から救った伝説の漫談家、その名はブーテン!
6月29日(土)
●10:00〜11:30 過去の上映作品アンコール『オキナワノコワイハナシ×3』
『スイッチ』『方言札』『チエコの霊』
制作:琉球放迭
●13:00~15:04 過去の上映作品アンコール『ハブと拳骨』
●16:00~17:15 『聾唖者達の沖縄戦』
2000年、77分、演出・構成:千々岩恵子
太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ地上戦の戦火を聾唖者達はいかにしてくぐり抜けたか。
●19:00~20:54 『沖縄スパイ戦史』
2018年、114分、監督:三上智恵、大矢英代
少年ゲリラ兵、戦争マラリア、スパイ虐殺…そして、ついに明かされる陸軍中野学校の「秘密戦」とは?
◎21:30 レイトショー『島の美よう室』」(~22:18)
2014年、48分、制作:沖縄テレビ
渡名喜島で月に10日間だけ営業する美容室を通して離島の暮らしを描いたドキュメンタリー。
6月30日(日)
●10:00〜11:40『生命のシンフォニー第1回・第2回』
『生命のシンフォニー第1回やんばる 奇跡の森の物語』
2018年、46分、制作:琉球放送 ナレーター:八木政男、宮城麻里子
世界自然遺産候補地、生物多様性の宝庫である「やんばるの森」と生き物たちの暮らしを楽しく紹介。
『生命のシンフォニー第2回 奄美大島 水めぐる島の物語』
2018年、46分、制作:琉球放送
ナレーター:元ちとせ、狩俣倫太郎
雨が多く深い森に包まれた世界自然遺産の候補地、奄美大島。雄大な景色や伝統文化は圧巻。
●13:00〜14:40 『まちかんてぃ』&『菜の花の沖縄日記』
『まちかんてぃ』
2015年、47分、制作:沖縄テレビ
那覇市の民間夜間中学。戦争で学校に通えなかった人々の学園生活は涙と笑いにあふれている。
『菜の花の沖縄日記』
2018年、48分、制作:沖縄テレビ プロデューサー:末吉教彦、山里孫存
石川県から沖縄のフリースクールに人学した坂本菜の花さん。希望の島で見た、リアル沖縄とは…。
●15:30~17:05 『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』
●18:30~20:00 『白百合クラブ東京へ行く』
2003年、90分、監督:中江裕司
戦後の苦しい時代を明るい歌声と共に強く生きた手づくり楽団が、東京で大喝采と共に迎えられた。
◎21:00~21:55 レイトショー『戦争を笑え』
7月4日(木)
●10:00〜11:40 『まちかんてぃ』+『菜の花の沖縄日記』
●13:00~11:40 『沖縄スパイ戦史』
●16:00~17:54 『白百合クラブ東京へ行く』
●19:00〜20:20 『Mother』+Milkライブ
『Mother』
2017年、19分 監督:今泉真也
日米地位協定を背景にした物語。
◎21:00〜22:00 レイトショー 過去の上映作品アンコール『オキナワノコワイハナシ×2』
『アイドル』『煙が目にしみる』
制作:琉球放迭
7月5日(金)
●10:00~11:04 『南島残照 女たちの針突~沖縄・宮古諸島のイレズミ~』
2014年、64分 監督:北村皆雄
1984年、沖縄本島と渡名喜島、宮古諸島で88歳から99歳までの女性22人が自らのハジチについて語る。
●13:00~14:47 『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』
2017年、107分、監督:佐古忠彦
アメリカ占領下の沖縄で米軍に挑んだ男、瀬長亀次郎のドキュメンタリー映画。
●16:00~17:25 『聾唖者達の沖縄戦』
●19:00~22:18 『むかし むかし この島で』
7月6日(土)
●10:00〜11:40 『生命のシンフォニー 第3回 西表島 海と生きる森の物語』・『新九州遺産 稲作りの島 西表島』
『生命のシンフォニー 第3回 西表島 海と生きる森の物語』
2018年、46分 制作:琉球放送
ダイナミックで変化に富む西表島の自然と人の暮らしをマングローブの視点から分かりやすく解説。水中映像は必見。
『新九州遺産 稲作りの島 西表島』
2018年、46分、制作:琉球放送
世界自然遺産の候補地西表島。日本の稲作文化の原点のような風習が今も生活の中で生きている。
●13:00~14:15 『浦添ようどれ』
●15:30~18:25 『海辺の生と死』
★19:00 “映画と黒糖酒と島尾伸三”(終了時間不明)
島尾伸三さん:写真家。父敏雄(福島)と母ミホ(奄美)の血を引く。自称コウモリ。ご両親のこと、黒糖酒の蘊蓄(うんちく)、また映画「海辺の生と死」に関するお話をたっぷりと。
7月7日(日)
●10:00~11:34 過去の上映作品アンコール『琉球カウボーイ、よろしくゴザイマス。』
●13:00〜16:00 『辺野古抄』+監督トーク
『辺野古抄』
2018年、132分 監督:八島輝京
基地問題報道の陰に隠されがちであった辺野古住民の日々の暮らしを、1年間辺野古に住み込んで撮影した記録映画。
★16:30“森口豁の肝苦り結歌”(終了時間未定)
森口豁:最後のトークショー参考上映作品
『昭和が終わった日 精神風景オキナワ』『空白の戦史 沖縄住民虐殺35年』
元日本テレビのディレクターとして55本のドキュメンタリー番組を制作。沖縄を伝え続ける。
7月8日(月)会場:中央公民館会場 (a) 講座室、(b)第4会議室、(c)視聴覚室、(d)ホール
●13:30〜16:30 『辺野古抄』」+監督トーク (a) 講座室
●18:45~20:20 『沖縄エロス外伝 モトシンカカランヌー』 (a) 講座室
7月10日(水)
★19:00~20:30 特別プログラム『ことしもやろ~ね~』
“しゃもじ&オリオンリーグお笑いライブ”(b) 第4会議室
しゃもじの名作コント「英語の授業」が生で見られる!!
涙なしでは聞けない玉代勢君の「山羊と子供」も。
7月14日(日)
●10:00~11:47 『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』 (c) 視聴覚室
●13:30~16:05 『海辺の生と死』 (d) ホール
●17:00~18:04 『南島残照 女たちの針突~沖縄・宮古諸島のイレズミ~』(d) ホール
●19:00〜20:30 豊岡マッシーライブ+『うんじゅぬ花道』(d) ホール
豊岡マツシー:沖縄県宮古島生まれの首里育ち。イチャリバーズリーダー。
沖縄系ミュージシャンのサポートや民族系セッションなど多方面で活動。
7月15日(月・祝)
●10:00~11:17 『聾唖者達の沖縄戦』」 (d) ホール
●12:00~13:54 『沖縄スパイ戦史』」 (d) ホール
●15:00~16:30 『ナビィの恋』」 (d) ホール
●映画料金:
一般 前売り:1000円 当日1200円 11枚綴り:10000円(1000円券×11枚)
高校生以下・学生及び75歳以上前売り:500円(当日700円)
★特別企画の料金:前売1500円、当日1700円
●ご予約方法
(1)HP予約フォーム:
http://kitamitokomae-artfes.com/okinawa_5th/ticket.html
(2)メールで申込み:kitamitokomaenoeigasai@gmail.com
(3)電話予約:03-3489-2246(M.A.P.)
(4)FAXで申込み:03-3489-2279
主催:喜多見と狛江の小さな映画祭+α実行委員会
お問合せ:映画祭事務局
Tel:03-3489-2246 Fax:03-3489-2279
Mail:mpro@mbh.nifty.com (担当:うぶかた)
Web:http://kitamitokomae-artfes.com/